個別指導のグランアシストは2023年で開校10周年!お陰様でたくさんの生徒の皆さんに通っていただき、たくさんの成功体験を積み重ねてきました。もちろん、100%の生徒の成績をしっかりを上げきれたという訳でもありませんが、たくさんの事例と経験から「学力」はどうやったら上がるのかをお伝えしたいと思います。
結論!「練習量」が大切!
塾はもちろんですが、最近はYouTube等を使ったりアプリを使ったりして、様々な方法で勉強ができるようになってきました。それでも、学力向上に困っている小学生~高校生は全然少なくなっていきません。保護者世代が勉強していた時の環境と比べると、格段に勉強しやすくなった令和の時代。なぜ学力の向上に苦労する人たちが減らないんでしょうか?
答えはずばり、「アウトプット量(練習量)の不足」です。英語や数学を苦手としている小中学生の多くは、練習量が不足しています。
ここではあえて「勉強量」と言わず「練習量」と言っています。ポイントなのは、先生や学習動画から指導をうける「インプットの量」ではなく「アウトプットの量」です。
九九の暗記が最たる例でしょう。先生から「にさんがろく」とひたすらに聞くよりも、自分で発声してみたり九九の特訓プリントをたくさん解いた方が身につきます。スポーツの世界もそうですが、教わった内容をどれだけ自分で反復できるか、そこには「練習量」がどうしても必要になってくるのです。
正しい量の積み上げ方
しかし、ただ闇雲に練習量を増やすだけではいけません。プロ野球選手でメジャーリーガーのダルビッシュ選手もX(旧Twitter)でつぶやいておられます。
もちろん、練習量が多ければ多い方がいいのですが、その練習の「質」は高めた方がいいです。(ここでやっと質の話になります)
それでは、具体的にはどのように「質」を高めたらいいのか?グランアシストの例ですが、我々は以下の2点が質を高める方法だと思っています。
・わかりそうでわからないないぐらいの難易度
・適切な学習単元の選択(苦手分野の抽出)
ひとつめは、問題文を読んで全然わけが分からない場合は、レベルが高すぎるので勉強する効果がほぼないです。そういう場合は、思い切って学習単元を数年分さかのぼってカリキュラムを始めていくようにします。
ふたつめの適切な学習単元の選択ですが、これは我々講師のように少し専門的な知識が必要です。簡単な例で言うと、「方程式」が苦手な生徒は、「小学校の四則計算」「分数計算」「正負の数の計算」「文字式」のどこかでつまづいています。その単元に照準を絞って復習を行っていきます。
このようにして、練習量をこなしていくにあたって「難易度の調整」と「学習単元の調整」を行っていきます。そうすることで、なるべく学習の「質」を高めるようにする必要があります。
インプットとアウトプットのバランス
先生や映像授業からインプットする時間と、実際に自分で練習するアウトプットの時間は「2:8」ぐらいがちょうどいいかと思います。
そして、さらに大切なのが、復習の反復量です。
みなさんご存じエビングハウスの忘却曲線ですが、一度やった勉強は少なくとも2~3日後に改めて復習をしましょう。グランアシストが週2回以上の通塾を勧めているのはそのためです。
正しい学習内容と勉強量、そして反復の3項目についてしっかりと意識しながら勉強していけば、しっかり成果が出てくるはずです。頑張っていきましょう!
(外部リンク)エビングハウスの忘却曲線についての詳細はこちら
いかがでしたでしょうか?
皆さんの学習に少しでも参考になれば幸いです。
勉強に悩んだら、ぜひ個別指導のグランアシストの体験授業にお越しください!