2024.07.17

小学生の保護者必読!『つ』のつく年齢に身につけたい力

 

「『つ』のつく年齢」という言葉をご存知でしょうか?これは、ひとつ(1歳)、ふたつ(2歳)、みっつ(3歳)…ここのつ(9歳)と数える日本語の特有の言い回しから来ており、1歳から9歳までの子どもたちのことを指します。この時期は、子どもの成長にとって極めて重要な期間であり、多くの能力が形成される時期でもあります。

 

非認知能力の重要性

 

「『つ』のつく年齢」に特に重要なのは、非認知能力です。認知能力とは、主に知識や技術を指し、例えば読み書きや計算といった具体的なスキルが含まれます。一方、非認知能力は、感情や社会的なスキルを指し、自己制御、忍耐力、社会的スキル、共感力などが含まれます。
認知能力は、テストの成績や学業成績といった具体的な成果で測ることができます。学校教育の中で多くの時間を費やすのは、まさにこの認知能力の育成です。しかし、非認知能力は、子どもが社会生活を送る上で非常に重要な役割を果たします。非認知能力は、長期的には学業成績にも大きな影響を与えることが研究で示されています。

非認知能力について

 

非認知能力の育成方法(グランアシストの例)

 

個別指導のグランアシストでは、特に「失敗体験」と「成功体験」を重視しています。子どもたちが安心して失敗できる環境を提供し、失敗から学ぶ力を養います。失敗は成長の一部であり、それを経験することで子どもたちは次のチャレンジに対する自信を持つことができます。
さらに、成功体験を通じて「自分は世の中に貢献できる存在だ」という自己効力感を高めることを目指しています。自己効力感が高い子どもは、困難な状況に直面しても前向きに取り組む力を持ち、自分の可能性を信じて行動することができます。

特に勉強に関しては「失敗体験」をした時の、我々大人の対応が非常に重要だと思っています。「間違えたら先生や保護者に怒られる」と思ってしまうと、たとえ正解していても、不正解を恐れてなかなか解答用紙に答えを書けなくなってしまいます。(このような小学生は意外と多い)

ですので、我々も「失敗」した時こそ「ナイストライ」という合言葉で子ども達と接するようにしています。問題を間違えたときこそ、成長のチャンスも隠れているものです。ぜひ保護者の方には「失敗」したときに超ポジティブな言葉をかけてあげて欲しいと思っています。

 

成果よりもプロセスにフォーカス

 

非認知能力の育成は、どのような習い事でも可能だと思っています。我々グランアシストのようなが学習指導はもちろん、水泳などのスポーツや、音楽や習字などの技芸でも、身につく認知能力は違えど、忍耐力ややり抜く力といった非認知能力はどのような分野でも育成可能です。ぜひお子様にあう習い事で、非認知能力を高めていってもらえたらと思います。

『つ』のつく年齢は、子どもたちの成長において極めて重要な時期です。この時期に認知能力と非認知能力のバランスを取りながら育てることで、子どもたちは将来の様々な困難に立ち向かう力を身につけることができます。グランアシストのアシストキッズは、これらの能力を楽しく効果的に育てる場を提供しています。ぜひ、お子様の未来のために、一度体験授業にお越しください。

 

アシストキッズについて

 

参考文献
OECD Report on Non-Cognitive Skills
Economic Policy Institute on Non-Cognitive Skills
Child Encyclopedia on Early Childhood Development