福山市に住む中学生の保護者の皆さんの中には、お子さんの進学先として神辺高校を考えている方もいるのではないでしょうか。
神辺高校の偏差値は42程度。基礎を押さえていれば合格も難しくありません。
実際、個別指導グランアシストからも、これまでに多くの合格者を輩出してきました。
この記事では、福山市の受験事情に詳しい個別指導の塾の立場から、神辺高校の進学実績や特色などを詳しく解説します。
広島県立神辺高校の基本情報
神辺高校は、長い歴史を持つ総合学科の高校です。大正時代に農業の学校として始まり、現在の総合学科高校になった1998年からです。
校訓は「自己の心に問え」。
生徒一人ひとりの個性を大切にしながら、将来の専門家を育てる教育をしています。
5つの特色ある分野(人文・理数、看護・福祉、食品科学、機械、電気)があり、生徒は自分の興味や目標に合わせて学べます。
自然に囲まれた環境で、充実した設備を使って勉強することが可能です。基礎学力を伸ばす授業や、熱心な部活動指導も行っています。地域とのつながりも大切にし、ボランティアや防災訓練にも参加しています。
進路指導では、一人ひとりの目標に合わせてサポートし、基本的なマナーも身につけられるよう指導。
自分で考え、行動し、社会に役立つ人を育てることを目指しています。
創立年 | 1916年 |
所在地 | 〒720-2123 広島県福山市神辺町川北375-1 |
最寄り駅 | JR神辺駅より徒歩12分 |
学科 | 総合学科 |
募集定員(2024年度) | 200名 |
参照:広島県立神辺高等学校
年間行事
神辺高校の代表的な行事日程は以下の通りです。
5月:体育祭、広島県高等学校技能オリンピック
8月:オープンスクール
9月:オープンスクール
10月:修学旅行
11月:銀杏祭
12月:球技大会
2月:総合学科発表会
神辺高校では、中学生やその保護者に向けたオープンスクールを8月、9月の年2回開催しています。
受験を検討している方はぜひ参加してみると良いでしょう。
部活動
神辺高校には、11の運動部と10の文化部があります。
運動部 | 野球部 サッカー部 陸上競技部 硬式テニス部 ソフトテニス部 バスケットボール部 バレー部 バドミントン部 卓球部 剣道・柔道部 水泳同好会 |
文化部 | 美術部 書道部 吹奏楽部 軽音楽部 放送部 家庭部 ボランティア部 ダンス部 囲碁・将棋部 ものづくり研究部 |
広島県立神辺高校の偏差値・倍率
神辺高校の偏差値は42程度。偏差値42は下位21.1855%に相当します。
つまり合格するには、1000人中で下位211番目(上位から789番目)程度の学力が必要です。
高校入試の試験問題は、基礎的な問題も多いので、最低限の学力があれば合格するのは難しくないことがわかるでしょう。
2024年度入試の倍率は1.1倍で、定員200名に対し220名が志願しました。
広島県立神辺高校の進学実績
2023年度卒業生の進路と主な合格実績を紹介します。
参照:広島県立神辺高等学校「令和5年度 広島県立神辺高等学校 進路状況」
2023年度卒業生の進路
大学 | 短期大学 | 専門学校など | 就職 |
38名 | 3名 | 64名 | 24名 |
2023年度では、専門学校への進学者が最も多く64名、次いで大学が38名で、就職したのは24名です。
大学合格実績
2023年度卒業生の主な合格実績は以下の通りです。
福山大学:20名
福山平成大学:10名
広島工業大学:3名
琉球大学:1名
愛知工業大学:1名
神戸学院大学:1名
吉備国際大学:1名
広島修道大学:1名
広島県立神辺高校に合格するには基礎固めが最も重要!3つのポイントとは?
基礎固めを徹底する
神辺高校の偏差値は約42です。2023年度の広島県立高校入試の平均点が5科目合計124点だったことを基準に考えると、合格ラインは約84点と推定されます。
この計算根拠は以下の通りです。
- 偏差値を1上げるのに必要な点数は、50点満点の場合約1点です。
- 平均的な偏差値50から神辺高校の偏差値42を引くと、8の差があります。
- つまり、5科目それぞれで平均点より8点低くても合格圏内となります。
- 計算すると:124点(平均点)-(8点×5科目)= 84点
この84点が合格ラインの目安となります。つまり、各科目で基礎的な問題を確実に解けるようになれば、十分に合格を狙えるのです。
日々の学習では、難しい応用問題よりも、教科書レベルの基本問題を繰り返し練習し、確実に得点できるようにすることが合格への近道となります。
短い時間でもいいので毎日予習・復習を行う
神辺高校合格への道のりで、最も大切なのは日々の積み重ねです。
短時間でも毎日の予習・復習を習慣化することが、基礎学力向上の鍵となります。
予習では、教科書を事前に読み、重要そうな箇所に印をつけておくだけでも効果的です。これにより、授業での理解度が格段に上がります。
復習では、その日学んだ内容を振り返り、ノートを整理したり、問題を解いたりしましょう。
わずか15分程度でも、継続することで大きな成果につながります。
特に、苦手な科目こそ毎日少しずつ取り組むことが重要です。
例えば、英単語を5つずつ覚える、数学の基本問題を3問解くなど、具体的な目標を設定すると続けやすくなります。
この習慣を身につけることで、テスト前の詰め込み勉強が不要になります。
定期テスト対策を行い内申点を高める
定期テストで良い成績を取ることは非常に重要です。なぜなら、内申点に直結するからです。
広島県の公立高校入試では、学力検査、調査書(内申点)、自己表現の比率が6:2:2となっています。
つまり、1000点満点中200点もの配点が内申点なのです。
入試当日の学力検査で好成績を収めても、内申点が不十分だと合格が危ぶまれる可能性があります。
そのため、中学1年生の段階から定期テスト対策に力を入れることをおすすめします。
さらに、高校入試の出題範囲は中学3年間の学習内容全てを含みます。つまり、各定期テストに真摯に取り組むことが、そのまま受験対策にもなるのです。
定期テストを軽視せず、毎回の試験で最善を尽くすことが、最終的に神辺高校合格への近道となるでしょう。
神辺高校の受験対策なら塾を利用するのがおすすめ
神辺高校の受験対策には、地域の学習事情に精通した塾を利用するのが効果的です。
例えば、当塾では福山市の教育事情を熟知した上で、独自の教材や反復学習システムを開発し、使用しています。
これらを活用することで、生徒は着実に基礎学力を身につけ、自信を持って学習に取り組めるようになります。
定期テストや入試日程を考慮しながら最適な学習スケジュールを組み立てることで、効率的な受験準備が可能です。
実際に、多くの生徒が短期間で目標校に合格するなど、確かな成果を上げてきました。
当塾の成績アップ事例は以下をご覧ください。
【まとめ】広島県立神辺高校の偏差値や進学実績を解説しました
広島県立神辺高校は、「自己の心に問え」を校訓とする総合学科高校です。
偏差値は約42で、基礎学力をしっかり身につければ合格の可能性が高まります。
進路状況は、専門学校進学が最も多く、次いで大学進学、就職となっています。
合格を目指すには、各科目で基礎的な問題を確実に解けるようにすることが重要です。
2023年度の入試を基準にすると、5科目合計で約84点が合格ラインの目安となります。
「個別指導のグランアシスト」では、神辺高校受験に向けた個別指導を行っています。
基礎固めを重視し、一人ひとりの目標に合わせたサポートを提供しています。合格に向けて、ぜひ早めの対策を始めましょう。